「人混みにいるだけで、どっと疲れる」「誰かの機嫌が悪いと、すぐに気づいてしまう」。そんな感覚を持つ方は、少なくありません。
感覚が鋭いというのは、とても豊かな性質です。ただその分、人より多くのことを感じ取るぶん、疲れやすくもなります。今日はその仕組みについてお話しします。
情報量が、人より多い
感覚が鋭い人は、視覚や聴覚だけでなく、場の空気や相手の感情といった、目に見えないものまで自然と受け取ってしまいます。
つまり、同じ場所にいても、人より多くの「情報」を処理していることになります。それだけで、エネルギーを多く使っているのです。
「フィルター」が薄いだけ
感覚が鋭いことは、決して「弱さ」ではありません。ただ、外からの刺激を受け取る「フィルター」が、人より薄いだけなのです。
そのフィルターの薄さは、人の気持ちに寄り添える力や、繊細な表現力にもつながっています。大切なのは、その性質を責めるのではなく、上手に付き合っていく方法を知ることです。
回復する時間を、先に確保する
感覚が鋭い方には、「刺激の多い時間」のあとに、必ず「ひとりで静かに過ごす時間」を作ることをおすすめしています。
予定を詰め込みすぎず、自分の感覚が回復するための余白を、あらかじめスケジュールに入れておく。それだけで、疲れの蓄積具合が大きく変わってきます。

